日誌

全員リレーファイナルに向けて

 昨日のお昼休みに、全員リレーファイナルに向けて、オリエンテーションがありました。体育主任の熱いメッセージを紹介します。

 今年オリンピックがありました。
 日本の選手は残念ですが100mはあまり速くありません。金メダル、銀メダル、銅メダルとれません。4位、5位、6位、7位、8位、なれません。9、10、11、12、13、14、15、16位になれればいいほうです。でも、16位にもなかなかなれない日本人でも4人集まれば、金メダルを取った人たちにも勝てることがあるのです。それがリレーです。1人100mずつ4人で400m走る4×100mリレーでは、銅メダルや銀メダルを取ったことがあるのです。

 では、なぜ、そんなに100mが速くないのに、メダルを取れたのか、私は3つ理由があると思います。
 1つめは、工夫です。どの順番で走ればいいのか、バトンパスはどうすればいいのか、そういうことをいろいろ工夫したのです。
 2つめは、練習です。日本チームは、他の国のチームよりたくさん練習をしたのです。
 3つめは、助け合いです。誰かが失敗しても、他の人が取りもどしてくれる、そういう信頼関係ができていたのです。今回のオリンピックでは、残念ながら、日本チームはバトンパスを失敗して、失格してしまいました。でも、誰もその失敗した選手を責めませんでした。
 そういうところに日本の強さがあるのかなと思います。

 みなさんの中には、足の速い人もいます。そうでない人もいます。人それぞれです。チームに走るのが得意ではない人がいたら、その分、得意な人が速く走ってあげればいいのです。もちろん、得意でない人も一生懸命走りますよ。一人一人が自分にできることを精いっぱいやれば、勝っても負けても、気持ちがいいと思います。

 信夫第二小学校の最後の運動会、その最後の種目が、この全員で走る紅白リレーです。終わった後、勝っても負けても「俺たちがんばったよなあ」と自分をほめることができるような、「あっちのチームもがんばったよなあ」と相手をたたえることができるような、そんなリレーになるといいなあと思います。

 このメッセージを受けて、チームメンバーの顔合わせとミーティングが行われました。