日誌

ネガポ辞典もいいけれど

 みなさんは、ネガポ辞典を知っていますか。短所や悪口などネガティブな意味を表現する言葉を視点を変えたポジティブな表現に変換された言葉が掲載されている辞書アプリです。例えば「愛想が悪い」ならば「こびを売らない」「他人に流されない」などに変換されます。iPhoneアプリとして2011年6月にリリースされました。書籍も発売されました。私は、これを知ってから、自分の心がネガポ辞典になるように心がけてきました。同じ事をするならみんなが気持ちよく!と思うので、ネガポ的思考回路を目指してきました(未熟者ですから、まだまだ修行が足りません)。ただ、ネガポ変換には、ウィークポイントがあります。ネガポ変換は、受け手の受け取り方の問題ですから、対象は変わらないのです。対象に課題があるときは、そのままになってしまうということです。

 さて、本校の子どもたちは、「優しい」「穏やか」「純朴」「素直」です。とても素晴らしい。ただ、それゆえ、心配なこともあるのです。ネガポ辞典の逆で変換してみると、「流されやすい」「内気」「表現力に欠ける」となります。実は、そこが不安なのです。この子どもたちの課題を、この運動会をとおして、全職員で克服できるように指導に当たっています。今日の練習の様子を見ていると、子どもたちの行動に変化が表れてきたと思っています。

花丸大きな声ではきはきと話したり、あいさつしたりする子が目に見えて増えてきました。

花丸周りを見てそれに合わせるのではなく、自分で考えて行動できる子も増えてきました。

花丸やる気・本気の姿が、指先や視線に表れてきました。

「自分が褒められたら喜ぶ」「友達が褒められたら素直にまねする」そんな子どもたちの成長をうれしく思います。

チーム信夫二小の総合的指導力の高まり!自慢してもいいですか?もうしてますね・・・。