日誌

全校集会(校長の話)

 毎朝、滑里川の信号で交通パトロールをしてくださっている渡部さん、学校前でみなさんを見守ってくれている國井さん。皆さんもよく知っているお二人に、どんな思いで毎日見守ってくれているのか聞いてきました。

・交通量の多い交差点や横断歩道を、気を付けて渡ってほしい。
・みんなが明るく元気に学校に行ってほしい。
・元気な姿をとても楽しみにしている。
・みんなの元気な声を聴くのが楽しみ。
・体が続く限り、みんなの事を見守っていきたい。

 お二人とも、みんなの交通安全だけでなく、元気で明るくなど心や体の健康まで気にしてくれていることが分かりますね。それも、毎日。みんなが学校に来るときはいつも。お二人がみんなのためにしてくれていること。これは当たり前の事だと思いますか。当たり前のことと思う人は一人もいないと思います。だとしたら、みなさんはどうすればいいのでしょうか?自分たちの事を支えてくれている地域の方に、わたしたちは何ができますか。

 「思い」は誰にも見えないけれど、「思いやり」は見える。
 「心」は見えないけれど、「心づかい」は誰にも見える。
 それは、「心づかい」や「思いやり」は、「行動」だからです。お年寄りに席を譲る。消しゴムがなくて困ってる友達にそっと貸してあげる。算数の問題が難しくて分からない友だちにヒントをあげる。転んでけがをした友だちを励まし、保健室に連れて行ってあげる。泣いている友だちのそばにいって、言葉をかけたり、笑顔を取り戻せるように働きかける。行動は、誰の目にも見えますよね。

 温かい心が温かい行動になり、優しい思いが優しい行動になるとき、心も思いも美しく輝き、相手の人に伝わります。

 「感謝の気持ち」は見えないけれど、「感謝の言葉」は相手に伝えることができます。
 「おはようございます」「こんにちは」「ありがとうございます」言えば言うほど、自分も周りの人も幸せになれる言葉です。進んで、笑顔で言えれば、最高です!

 さあ、みなさん!皆さんの思いやりや心づかいで、信夫第二小学校を幸せいっぱいの学校にしていきましょう。幸せを運ぶのは、誰でもない、みなさんです。