3月11日 東日本大震災を忘れない日
全校集会を行いました。
東日本大震災について校長先生からは
3月11日 「東日本大震災」という大きな地震があった日
という詩の朗読がありました。
「3月11日『東日本大震災』という大きな地震があった日」
今日は特別な日
みんなが生まれる少し前に
福島県や周りの県で
この間の地震よりももっともっと大きな地震があって
地震のせいで「津波」という海の水が押し寄せてきて
数え切れないほどのたくさんの方々がなくなってしまった
お家もお店も病院も学校も 車もバスもふねも・・・
みんなみんな流されてしまった
お父さんやお母さんを亡くした人もいる
おじいちゃんやおばあちゃんを亡くした人もいる
妹や弟、お兄さんやお姉さんを亡くした人もいる
独りぼっちになってしまった子もいる
さらに福島県では
「原子力発電所」という電気をつくる建物が津波にのまれ
大変なことになってしまった
みんなには難しくて説明できないのだけれど
体によくないものが空気に混じってしまって
遠いところに避難しなければならない人もたくさんいた
今も自分のお家に帰れない人もいる
遠いところに避難した子どもたちの中にはいじめられた子 も多いという
昨日まで さっきまで 普通に生活していたのに
2時46分の大きな地震で 当たり前の幸せが一瞬で消えてしまった3月11日
あれから10年 あの地震を味わった人にとっては
悲しみと 辛さと 苦しさの10年だったと思う
「死んでしまいたい」と思い続けてきた10年だったかもしれない
それでも お父さんもお母さんも おじいちゃんもおばあちゃんも 子どもたちも
みんな前を向いて乗り越えてきた
まだまだ 心から笑顔にはなれないかもしれないけれど
阪神淡路大震災の時につくられた 「しあわせ運べるように」の歌にあるように
亡くなった方々の分も毎日を大切に生きている
東日本大震災のことはよく知らないみんなだけれど いつかわかる日がくるとおもう
少しずつわかっていけばいいと思う そして
亡くなった方々の分まで 毎日を大切に生きてほしいと思う
真剣に聞いていました。
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