日誌

あいさつの木

 本校には、「あいさつの木」があります。4月から継続して挨拶運動を行っています。

 事務の先生が、各学年の子どもたちの下校時刻に合わせて、「あいさつの木」のふもとへ出向いてくださり、温かく優しい笑顔で、子どもたちと帰りの挨拶を交わしてくれています。気持ちのよい挨拶ができたときには、「あいさつの木」に実を付けてくれています。とってもよい取組だなあとその様子を見守ってきました。

 ところで、「挨拶」の本当の意味を知っていますか?相手に敬意を表するだけではなくて、実は「自らを敬す」行為なのだそうです。「挨拶」とは形式的に言葉を交わしてコミュニケーションを図ること、ではありません!挨拶には言葉、身振り、文章など様々な形がありますが、挨拶すること自体が目的ではないのです。本質は「挨拶」を通じて、『相手の心情を感じ取る』さらに『自分自身を見る』ことができてはじめて「挨拶ができた」ことになるんですね。

 実りの秋本番!信夫二小の挨拶の質的向上を図っていこうと思います。

 ちなみに、4年生は、係活動で挨拶運動をしています。全校集会などでの生徒指導の先生のお話や担任の先生のご指導を受けて、自分たちの力で「自分から進んで気持ちのよい挨拶をしよう」と取り組んでいるのですね。とっても立派な取組だと感心しました。