日誌

考え、議論する道徳

 道徳が教科となって、重視されているのは、「答えが一つではない道徳的な課題を、子どもたちが自分の問題としてとらえて向き合えるようにすること」そして、「考え、議論すること」です。一般常識として正しいとされている決まりきった優等生発言で終始する授業ではなく、自分とは違う考え方に出会い、交流する中で、人間としての自分の生き方について考えを深める授業。それが求められています。

 今日、4年生と道徳の授業を行いました。正しいことを行えないときの後ろめたさ(正しいことを行ったときの充実した気持ち)を考えました。4年生の素晴らしいのは、正しくないことをしてしまうときの心理状態を想像し、どうしたらそれを避けられるのかまで考えたことです。

「悩みはためない」「だれかを独りぼっちにさせない」「相談する」「分かり合えるまで話し合う」「相手の気持ちをちゃんと考える」「優しくする」・・・などなど、さまざまな考えが出てきました。本当にたいしたものです。

 今日も含めて、信夫第二小学校に登校できるのは、56日。

 友達との交流の中で互いを認め合おうね。自分を高め合える学級で、長所を伸ばし合おうね。そうして、最高に幸せな学校生活にしようね。