日誌

修了式~校長の話~

 今日は、とうとう1年間の終わりの日になりました。修了式です。今、みなさんの代表の人に「修了証」を渡しました。みなさんが、それぞれの学年で、学習を身につけたこと、運動を一生懸命やり体を鍛えたこと、毎日休まずに学校に来ることができたことなど、見事に修了できたという証です。ですからみなさんは、4月から1つ学年が上がることができます。この後、教室で、修了証を担任の先生からもらってください。。
 今日でいよいよ今の学年の勉強が終わりになります。4月からは1年生は2年生に、2年生は3年生に…とそれぞれ一つずつ学年が上がります。これを「進級」と言います。しかもみなさんは、新しい学校「大信小学校」に進むのですから、そこでの初めての2年生、3年生、4年生、5年生、6年生になるのです。新しい自分、よりよい自分になるチャンスが待っています。

 卒業や進級は「節目」と言われます。節目とは、全校集会でもお話しましたね、竹にある仕切りのことです。竹は中が空洞になっていますが、節目があるおかげで強くなり、ぐにゃっとならずにまっすぐ伸びることができます。そして、強い風が吹いても、重い雪が積もっても、ぽっきり折れたりしません。強くしなやかです。みなさんの人生も同じで、進級や卒業、入学、就職というその時々の節目を大事にすることでまっすぐ伸びることができます。

 次の学年への進級する節目のこの時期に1年間を振り返り、次の学年への気持ちを新たにしましょう。そして、信夫二小で育てた「かしこさ、優しさ、たくましさ」で大信小学校を最高の学校にしていきましょう。春休みは、そのための準備期間です。くれぐれも健康で安全に過ごしてください。
 皆さんとの楽しい1年間は、校長先生の財産です。みんなの笑顔は、校長先生の宝物です。ずっとずっと大切にします。1年間ありがとう。