<学校日誌>こんなことがありました!

あ、小さな分数が見えてきた!! ~第12回校内授業研究会(算数科)

先週1日(水)に、今年度12回目の校内授業研究会が行われました。

5校時目に、5年生による算数科「分数と整数のかけ算、わり算」の研究授業を全教員で参観しました。授業のねらいは「分数に除数をかけた数が新たな単位分数の分母になることを考える」ことです。

分数÷整数の計算について「分母にわる数をかければよい」という形式で覚えるのではなく、なぜ分母にわる数をかけることになるのかをしっかり理解してほしいという教師の願いが込められています。この授業での学びは、6年生の分数同士のかけ算やわり算につながっていき、とても大切です。

どのように計算すればよいかを話し合う中で、面積図を用いた子どもの考えが出され、一本の線が引かれた瞬間、どよめきがわき起こりました。図を指さしながら「あ、そうか」「小さな分数が見える」「だから、分母の数が大きくなるんだね」と話す子ども達の姿が見られました。

子ども達が下校した後、全教員で事後研究会を行いました。この授業で何が大切なのか、どのように指導すればよいのかについて、熱心に話し合う教員達。




最後に、白河市教育委員会の先生からご指導をいただきました。

来年度も、子ども一人一人に算数科の学習内容がしっかりと定着するだけでなく、「算数は愉しい」という思いが高まるように、教師全員で研修に取り組んでいきたいと考えています。