<学校日誌>こんなことがありました!

掘り進めよう

 5年生の図画工作科では、ただいま版画に取り組んでいます。絵のお題は、「好きな線をかいて、その線を生かした模様をつける」という、児童の豊かな発想を生かしたものです。版画というと白黒のものを思い浮かべる方も多いかもしれませんが、5年生が取り組んでいるのはカラー版画です。カラー版画といっても、今回の5年生の版画では、裏から色を塗るなどして作るのではなく、何色かのインクを重ねて刷ることで色をつけていく、いわゆる多色刷り(多色版画)に挑戦するそうです。今から出来上がりが楽しみですね! また、いまの彫刻刀は、子どもが指をケガしないようなキャップが付いていて、そのキャップを付けたまま掘ることができるのがすごいですね。子ども達が使う道具も進化しています。

 もちろん、版画をすると掘った木くずが散らかるので、自分達でお掃除します。お掃除まで含めて片付けであり、授業です。この習慣を身に付けることも、大切なことですね。