春の全国交通安全運動(LIVE No.2より)
期 間 4/6(水)~4/15(金) 運動スローガン 「自転車も ルールを守る ドライバー」 年間スローガン 「わたります 止まるやさしさ ありがとう」 |
最近、運転していたり、歩いていたりして、(あれっ、以前と変わってきたなあ)と感じることがあります。それは、道路を横断しようと立っている人がいると、止まってくれる車が増えたことです。以前より、すごく増えていると感じます。
昨年の令和3年4月に「交通の方法に関する教則」が改正されました。それは、「道路を横断する時は、手を上げるなどして、ドライバーに横断意思を伝えること」が明記されたのでした。つまり、道路を横断する人は、手を上げるということですが、「えっ、そんなこと、前からそうでなかったの?」と思われる方もいるのではないでしょうか。かく言う私も、このことを知った時は、そう思いました。
実は、この「手上げ横断」は、ずっと昔は、正式な交通マナーとして一般化していたのですが、1978年の改正で、「手上げ」は一度削除され、「横断する人は、車が通り過ぎるまで待つ」となったのでした。どうしてこうなったのか、はっきりした理由は定かではありませんが、「手を上げれば大丈夫と誤解して、事故に遭う人が増えたため」とも言われています。
それから、43年が経った昨年、この「手上げ横断」が復活しました。そして、道路交通法ではずっと変わらずにドライバーの義務であった「歩行者がいれば車が一時停止する義務」も改めて、クローズアップしてきました。だから、前述のような横断する人がいると、止まってくれる車が増えてきたのでしょう。
ちなみに、道交法では、信号のない横断歩道を歩行者が渡ろうとしている場合の一時停止の義務違反は、「横断歩行者妨害」となり、反則金や罰則が科せられるそうです。でも、そうでなくても、歩行者のことを考えた運転は、思いやりのある運転です。そういうドライバーが増えてくれば、きっと、交通事故も少なくなってくれるのではないかと思いました。
最後に、表郷小学校前の道路は、30キロ制限となっていますが、登下校時は、歩行者も多いですので、みなさん、くれぐれもスピードの出し過ぎにご注意ください。
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