表郷小学校

感染対策、これまでも、これからも。

 先週末から今週にかけて、一気にコロナ陽性者が増加しました。月曜日は5学級が閉鎖、そのうち3学級は水曜まで閉鎖という状況になりました。

 なぜ、急に増えたのか?実は、その原因は、分かっていません。というのも、学校での教育活動の中で、特別に何かしたのか、ということもありません。また、感染対策で何か変えたのか、ということもないからです。学校では、今まで同様に、感染対策をとりながら、感染リスクに気をつけて教育活動を行っています。それは、変わりありません。

 それでも、今回、急に増えたのは事実です。このことで、あえて考えられることは、やはり、コロナ感染は、いつ、どこでも、だれにでも起こりうるということです。そして、私たちの身近には、無症状の感染者がいるかもしれない、ということです。

 毎朝、各家庭において、お子さんの健康状態をチェックしてもらって、風邪症状等がなければ、登校してもらっています。少しでも、風邪症状が見られたり、体調が悪い場合は、お家で様子をみてもらっています。学校に来て、具合が悪くなった時は、お迎えに来てもらっています。この対応は、感染リスクを上げないために不可欠です。

 しかし、今回のことで考えられるのは、健康状態も良好で、風邪症状も見られなく、問題なく登校している子どもたちや先生方の中に、無症状の人がいるかもしれない、ということです。もし、そうであったら、どうしたらよいのでしょうか。
 実は、学校で行っている感染対策は、仮に、無症状の人がいても、感染を防ぐ手立てはとれています。最近、寒くなってきましたが、教室はしっかりと換気をしています。消毒もしています。密にならないように、活動や場所を考えて、生活しています。そして、一番大事な、マスクは着用させています。

 このマスクの着用は、今回、改めて徹底していこうとしている項目です。子どもたちの中には、気がつくとマスクをずらしている子どもが見られます。指摘されると戻すのですが、それでも、しばらくするとまたずれていることがあります。これでは、完全に感染を防ぐことにはなりません。(続く)