表郷小学校

マスクの着用について

福島民報(2/10)
 新幹線、学校は脱マスク
 電車、バス、混雑時着用推奨
 学校教育活動では、着用を求めないことを基本とする。ただ、基礎疾患などさまざまな事情で、感染不安を抱き、引き続きマスク着用を希望する児童生徒には適切に配慮し、換気の確保など必要な対策を講じるようにする。小中高校などの卒業式は、新指針適用前でもマスクなしを容認する。
福島民報(2/11)
 マスク着用 個人の判断に コロナ対策新指針13日適用
 新指針適用前の学校の卒業式は「児童生徒らはマスクを着用せずに出席することを基本とする」とした。新指針では、学校教育活動では4月1日以降、基本的にマスク着用を求めない。小中高校や大学などの卒業式は22年度中でも、換気などの対策を実施した上で、卒業生や教職員、参加する在校生はマスクを着けないことを基本とする。保護者や来賓は着用するが、座席間に触れ合わない程度の距離を確保すれば参加人数の制限は不要とした。
福島民報(2/14)▼ 県内卒業式 マスク不要▼ 県内卒業式でのマスクについて児童生徒と教職員は着用せずに出席するのが基本となる。(中略)国歌・校歌斉唱や合唱は一時的に着用するなど新型コロナウイルス感染防止対策を取ることとし、来賓や保護者には式典を通して着用を求める。一方、着用を希望する児童生徒もいることから着脱を無理強いしないよう呼びかけた。(中略)入退場や卒業証書授与、送辞・答辞などは出席者同士の身体的な距離が確保されているため、県教委はマスクを外しても問題ないと判断した。

 このような新聞報道を経て、先日、「卒業式におけるマスクの取扱いに関する基本的な考え方について」という通知が、文科省から出されました。それを受け、県教委、市教委を通じて、学校の対応が示されました。

 その前に、確認しておきたいことは、5/8から新型コロナがインフルエンザと同じ扱い(5類感染症)になることを前提とした、これらの対応の変化は、新型コロナの感染症としての特性が弱くなったりなくなったりしたからではないということです。新型コロナの特性は、依然、何も変わってはいません。飛沫感染で広がることも、潜伏期間があることも、感染しても無症状の人がいることも、何一つ変わってはいないのです。だから、国、県、市から示される、新型コロナへの対応が変わったとしても、新型コロナへの感染防止の必要な対策は、やめるわけにはいかないのです。

 だから、例えば、マスク着用については、「個人の主体的な選択を尊重し、着用は個人の判断に委ねることを基本として検討する」と示されましたが、これは、「マスクは着けたくないから、もう着けない」という勝手な行動が許させるわけではないということです。マスクについては、これからも、飛沫が飛ぶような場面や、周囲の人と距離がとれないような状況等では、感染防止の観点から、引き続き、着用は求められます。それは変わらないのです。しかし、マスクの着用が必要でないと思われる場合、例えば、飛沫が飛ばないような場面や、周囲の人と距離がある程度確保できるような状況では、マスクを外してもよいし、外したくなければ着用してもよいとなります。そういう時のマスクの着脱は無理強いしないことになります。それが個人の判断に委ねられるわけです。

 表郷小学校では、今後どのようにするか、今、話し合いをしているところです。詳しく決まり次第、保護者の皆様にお示ししたいと思います。