表郷小学校

教育活動の基本的な考え(LIVE No.3より)

 学校には、その年度に行う教育活動の大きな計画が二つあります。

 一つは、年間の行事予定や各学年の各教科の学習内容の計画、いわゆる教育課程(カリキュラム)と呼ばれるものです。これにより、何年生の国語は何時間で、どういう単元を何時間で指導するか、ということが決められます。この計画の基になっているのが、文部科学省で作成している「学習指導要領」です。これにより、日本の公立学校では、どこでも、同じような学習内容の教育を受けることができるのです。

 大きな計画のもう一つは、その名もずばり「教育計画」というものです。こちらは、先ほどの教育課程を受け、例えば、どの行事を、いつ、どのような内容で実施するか、といった計画や、異学年交流のふれあい活動は、年間でどのように進めていくかという、より具体的な計画が示されています。

 この「教育課程」と「教育計画」に沿って、教育活動は進められます。

 さて、今年の教育活動の計画は、前年度のうちに作成されました。令和3年度を実施して、その反省を生かして、次年度の計画を作成するからです。ですから、今年の計画はすでに3月まで立てられています。その計画をどのように実施していくか、それは、令和4年度のメンバーで取り組んでいくことなのです。

 それに関して、一番大きな影響を与えるのが、今のところ、やはり、新型コロナウイルス感染症の感染状況です。過去2年間、そのために、予定していた行事等が実施できなかったことが、どの学校でもありました。この状況は、残念ながら、まだ変わりそうにありません。ですから、学校としては、感染対策を取りながら、教育活動を実施していくということになります。

 昨日、4月25日に実施予定の授業参観のお知らせプリントを配付しました。その中に、参観者の限定について示してあります。今回は、各家庭とも、保護者1名の参加とさせていただきました。感染対策の「密にしない」ということで、そうさせていただきました。また、幼いお子様の同伴は、できる限りご遠慮していただきたいと思います。しかし、それが難しい方もいらっしゃると思いますので、その場合、学校の教頭までお知らせください。(0248-32-2220)また、今回も、参観時間も前半と後半の交代制としました。本来なら、じっくり見ていただきたいところですが、申し訳ございません。限られた時間内ではありますが、学校でのお子様の様子を参観されて、お子様の頑張っている姿をお家でほめていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。