表郷小学校

令和4年度がスタートしました。(LIVE No.1より)

 令和4年度が4月6日にスタートしまして、5日経ちました。

 令和4年度、子どもたちが学校に通う日は、207日間です。
 始業式で、私は、子どもたちに、「学校は変わるところ」という話をしました。子どもたちは、207日間で、いろいろなことを学び、たくさんのことができるようになります。そして、今の自分を変えていきます。その時に必要なのは、「目標」と「気持ち」です。自分は、この一年間で、どんな自分に変わりたいのか、という目標。そして、自分はこう変わりたいと強く願う気持ち。この目標と気持ちは、先生やお家の人から与えられるものではなく、自分自身で持つもの。自分がどんな自分に変わりたいのか、自分自身で強く願う。そこから、全てがスタートします。私を含め、学校の先生方は、お家の人たちと一緒に、そうやって、変わっていこうと頑張る子どもたちを、全力で応援し、支えていきます、というお話をしました。

 入学式では、「わからないこと、できないことがあるから、学校に来るのです。」というお話をしました。わからないこと、できないことは、恥ずかしいことではありません。悪いことでもありません。1年生から6年生のみんなには、それぞれに、わからないことがあり、できないことがあります。だから、毎日、学校に来て、話を聞いて、考えて、練習して、少しずつ少しずつ、繰り返し繰り返し、努力して、わかるように、できるようになるのです。あせることはないのです。あきらめないで、努力し続けたら、必ず、わかるように、できるようになるのです、というお話をしました。

 そういう意味で、子どもたちにとって、これからの一日一日は、とても大事な一日です。今すぐ力をつけるような、そんな方法はありません。みな、毎日毎日、少しずつ努力して、力をつけていきます。その積み重ねが大事です。毎日、休まずに、学校に来るのは、大変なことです。時には、行きたくない日もあるでしょう。お休みしたくなる日もあるかもしれません。それでも、重い腰を上げ、ランドセルを背負って、玄関を出るのです。そうやって、みんな、学校に来るのです。だから、私は、毎日、学校に通ってくる子どもたちには、感謝です。そして、子どもたちを送り出してくれる、お家の方々にも感謝です。ありがとうございます。

 学校は、子どもたちが、来てくれるから、動くのです。活気づくのです。293名の子どもたちが、37名の先生方と一緒に生活するから、前に進むのです。毎日、いろいろなことが起きます。当然です。300人を超える人たちが、いろいろな思いで、一緒に生活しているのですから。ただ、そういういろいろ起きる、全ての出来事が、子どもたちを、先生方を、そして、学校を育てているのです。