投稿日時: 2020/08/07
関辺小-サイト管理者
「メンデルが居たプロジェクト」のメンデルさんについて、おまけの話です。
Q 後世にまで名が残るメンデルさん。8年間かけてまとめた研究を発表した当時の反響は?
A 反響は・・・、ゼロ! 当時のアカデミーには全く評価されなかったそうです!
Q 当時は全く評価されていなかったメンデルさんが有名人になっているのはなぜ?
A メンデルさんの死後、10年以上経って同じ発見をした3名の科学者によって功績が証明されたから。
時代に先んじ評価されないのは芸術家だけではないんですね。科学者も最先端だけに理解されるのは時間がかかるんですね。もっとも、メンデルさんは修道士。そんな肩書きが「科学者でもないやつが何を言ってるのだ!」と偏見の目で見られたのかもしれませんね。
科学というのは最先端のアカデミックなもの。そんな印象があるでしょう。でも、発見の歴史を見ると様々な人間模様や泥臭さもあるんですね。夏休み、発明や発見の歴史など調べてみるのも良いですね。
○ リンゴが落ちたのを見て法則を発見したニュートンさん。本当の話??
○ 水が沸騰し、やかんのふたがカタカタいっているのを見て蒸気機関を発明した?ワットさん。
リンゴが落ちたり、やかんのふたがカタカタするのは誰でも見ていることですよね。それがどうやって発明につながったのか。食べているエンドウ豆から法則を発見したメンデルさん。身近なところに発明はかくれているんですよ~