夏休み、科学実験に触れる「メンデルが居た」プロジェクト。追加の希望もいただきありがとうございます。いくつか質問が寄せられました。岩手大学にも確認しましたのでお答え致します。
Q1 子のタネが砕けていた。
Q2 子と孫でタネの大きさが違うのはなぜ?
A 子のタネも孫のタネも大きさは一緒です。
子のタネは分かりやすいようにコーティング材が付いています。
砕けたのはこのコーティング材で、砕けた中にタネが入っています(小さくて見えにくい)。
そのまま蒔いて下さい。
Q3 赤の親と黄色の親から子ができた?どういうこと?
A 赤のトマトの花粉を黄色のトマトのめしべに付けます(あるいはその逆)。
花粉がめしべに付くこと(受粉と言います)で実(その中にタネ)が出来ます。
赤トマトの花粉は赤トマトのめしべに本来付きます(黄色も同様)。
人がいたずら?して、それぞれの花粉を交換して出来たのが「子」の種子。
※ さて、何色の実がなるのでしょう?
Q4 子が育っていないのに,孫のタネがあるってどういうこと?
子と孫を同時期に蒔く?なんか変じゃない?
A 農場では何年にもわたってタネをとって保管しています。
以前栽培し子のタネを保管していたもの、孫のタネを保管していたもの、を使っています。
ですから、子と孫のタネは同じ年にとれたものではないのですね。
Q5 タネが二粒入っていました。別々に蒔くの?
A 一緒に蒔いて頂いて結構です(たまたま2つ入っていましたね)。
2つ芽が出たら分けて育てても良いし、元気の良い方を残して育てても良いですね。
大人も参加頂き,実験を楽しんで頂いていることに感謝致します!!
【おしらせ】蒔いても芽が出ないとき、1週間を目安にご連絡下さい。
岩手大学の農場で発芽試験を同時進行で行っています。まれに芽が出ないこともあるそうです。
新しいタネをお渡ししますので,関辺小にご連絡下さい(予備のタネが送られてきました)。