今日の子どもたち

根を伸ばす

「何も咲かない寒い日は、下へ下へと根を伸ばせ」

 箱根駅伝の常連校として有名な山梨学院大学陸上競技部監督の上田誠二さんが、学生に言う言葉です。
「春に美しい花を咲かせるためには、冬にしっかりとした根をはれ」=「シーズンに入ってからよい結果を出したいのなら、冬に人一倍努力をして基礎を鍛え上げろ」という意味が込められた言葉です。

 季節は春ですが、世の中の全体的な雰囲気は冬です。いろいろなことが制限され、子どもも大人も身動きがとれず、やりたいことがほとんどできません。

 保護者のみなさんも疲れていませんか?

 ただ、まだまだ我慢が必要です。大人が頑張らなくてはなりません。

 学習課題や運動課題にまじめに取り組み、しっかり自分の根を張らせようとしている子どもたちのためにも、我々大人が頑張っていきましょう。
 今の取組が、私たちの根をしっかり張らせてくれています。