こんなことがありました!

コミュニケーション、うまく取れていますか?

 12月9日(水)に、先生方向けの情報モラル講座が開かれ、先生からワークショップで教えていただいた内容を早速、各学年で実施しました。

 それぞれの学年の状況に合った内容のもので、

 1年生は、「おもしろいね」に押すスタンプとしてふさわしいと思う順に並べていく。次に、「家族と遊びに行く時にいつもスマホやゲーム機を持っていく」「お小遣いは、ほとんどゲームに使っている」「いつもネットやゲームの話をする」「友達と話している時に、スマホやゲームで遊んでいる」の5つのカードを、「この人、使いすぎだな」と思う順にカードを並べ替える。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 2年生は、「まじめだね」「おとなしいね」「一生懸命だね」「マイペースだね」「個性的だね」の中で友達から言われて嫌な順番にカードを並べ替える。次に、「すぐに返信がこない」「なかなか会話が終わらない」「知らないところで自分の話題が出てくる」「話をしている時にスマホをさわっている」「自分が一緒に写っている写真を公開される」でも同様に並べ替える。

 3年生は、2年生と同じ内容とLINEの内容からトラブルになるリスクが高い順にカードを並べ替える。

を行いました。

 どの学年でも、一人一人考えが違うことが分かり、友達の考えをきいて納得する場面もありました。

 授業を受けての生徒たちの感想(2年生)

◎自分が「嫌でない」と思っていても、相手は「嫌だ」と感じているものがあった。「いい」「いや」は一人一人違ったので、感じ方は人それぞれだと思った。

◎人それぞれの解釈や捉え方、考え方の違いを理解して、会話をしていくことが大切だと思った。

◎一人一人「嫌だ」と思うことが違っていたので、ネットを使う時だけではなく、普段の生活でも違った考え方を持っているということを意識して、誤解されにくい言葉を使うことが大切だと思った。

◎人それぞれの感じ方は異なる。また、言葉のニュアンスによって捉え方も異なる。ネット(言葉だけ)だと、自分の表情が伝わらないので、どういう気持ちになっているか分からない。だから、大切な話は、直接相手の顔が見えたところで行った方が良いと思う。

◎「みんな違って、みんないい。」という言葉は何か行動する時に頭に入れておきたい。相手との違いがあって当たり前だと思う。

 生徒たちの感想もさまざまで、まさに「みんな違って、みんないい。」だと感じました。今後も、学年の状況に応じたワークショップを行い、気持ちの良いコミュニケーション形成について考えていきたいと思います。