第3学期 始業式
3 学 期 始 業 式 の 話
校長 小檜山 健
さあ、いよいよ今日から3学期が始まりました。大きな事故やけがもなく、こうして全員で無事に始業式を迎えることができたこと、たいへんうれしく思います。どんな冬休みでしたか?
校長先生が話した3つのことに取り組むことができましたか?
(1) じっくりと苦手な学習に取り組む(全学年…1月下旬に「市学力テスト」があります)
(2) 家庭の仕事を手伝う(家族の一員としての自覚…お手伝い)
(3) 日本の伝統行事を味わう(大みそか・お正月、新しい年の自分のめあて、親戚等への年始の挨拶)
クラスに戻って、今年の冬休みの学習や生活を振り返ってほしいと思います。
さて、3学期が始まりました。スタートにあたって、校長先生から2つのことをお話しします。
(1)1つ目は、「言葉」についてです。
人間は、自分の考えや気持ちを、人に伝えるときに「言葉」というものをつかいます。
その「言葉」は、その人の考えていることが、その人の思いとして、相手に伝わっていきます。
たとえ、心の中で、「○○ちゃんはぼくの大切な友達だ」と思っていても、その友達に対して、「ばか」という言葉をつかえば、「いやな言葉」として伝わります。
友達やお家の人と話すときに何気なくつかっている言葉。その「言葉」には、次の2つの種類があります。
① ちくちく言葉(人が聞いて、いやな気持ちになる言葉)
② あたたか言葉(人が聞いて、とてもうれしくなる言葉)
「あたたか言葉」のあふれる学校にしていきましょう。そして、小田川小のすてきなところである ①無言清掃 ②正しい食事マナー ③元気なあいさつにプラスして、3学期はこの1つをがんばって、さらにすてきな学校にしていきましょう。全員の3学期の目標です。
(2)2つ目は、次の学年・次の学校への準備を進めることです。
1年生は2年生へ、5年生は最高学年の6年生へ進級、6年生は中学生へ進学します。
3学期は、51日間という短い学期なので、1日1日を大切に、次のことをしっかり進めてください。
① その学年の学習のまとめをすること
(その学年で身に付けなければならない内容を必ず覚える)
② 次の学年への心構えを創ること
(5年生は学校の伝統を引き継ぎ、6年生へ向けての自覚をもつこと)
(6年生は中学校生活へ向けて、今の自分をチェンジしていくこと)
そのためには、3学期も、自分の夢や新しい自分に向かって、「今年はこんな自分になるんだ!」と、自分自身の『心のスイッチ』をコントロールすることが大切になってきます。第3学期もがんばりましょう。
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