こんなことがありました!

3・5年生「食の安全教室」

  11月18日、県南保健所の本間先生をお迎えして、「食の安全教室」を実施しました。今回の授業に参加したのは3年生と5年生で、手をしっかり洗うことの大切さを実感することができました。



 はじめに、細菌の話を聞きました。土遊びをした手を寒天培養すると、すごい数の細菌が増えていくこと、水洗いだけではそんなに菌の数が変わらないこと、石けんを使うとかなり細菌の数が減ることから、「手洗い」の意味を学ぶことができました。

後半は、バイ菌が手洗いによって落ちる実験でした。バイ菌と想定したクリームを手に塗り、そのクリームが光るライトの下に手を差し入れます。すると、クリームを塗ったみんなの手は真っ白に光ります。

 最初は水で洗いましたが、まだ白く光っていました。次は石けんで洗った後に、手をライトに当ててみます。だいぶ落ちましたが、指の横や爪の先はまだ白く光っていました。


 子どもたちは、その後何度も水道に行き、爪の先の汚れを必死になって落とすことになってしまいました。



 今回の実験では、完全に落としきることの難しさを感じました。先生の話では、少しの菌であるならば、人間のもっている力でやっつけることが可能であるとのことでした。食中毒にならないためには、
①菌をつけない ②菌を増やさない ③菌をやっつけることがとても重要であることを学びました。



 これからはインフルエンザが流行する季節になります。ご家庭でも、子どもたちと一緒に「手洗い」や「清潔なハンカチ」の大切さについて話題にし、実践できるようによろしくお願いします。