日誌

スクールライフ

積極的な行動!

 令和3年度、3学期が始まって5日目。

 始業式では、自分を変えるにはというお話をしました。「微力だけど無力じゃない」「今やることに全力を尽くす」それが自信につながり、未来を変えていくことになるという話でした。
 3学期は、あと45日。少し前に49日といっていたのに、すでに残り45日。時間が経つのは本当にあっという間です。時間は1秒1秒の積み重ねです。45日は、2700時間、162,000秒もあります。1秒1秒に全集中できれば、できることはたくさんあります。「自分に自信をつける」「信夫二小出身であることにプライドをもつ」そのために
①誰かが何かをやってくれるのを期待して、その期待通りにやってくれないと、「○○が悪い」「○○のせいだ」と文句を言うことをやめる。
②だれかに指示される、つまり自分がやることを決めてもらうのをやめる。
③自分ができることは何かを考えて、ほんの少しでもいいからみんなのために行動する。
 この3つを大切にしていきます。
 実は、この3つが、できはじめてきた人たちがいます。それは、5年生、6年生の学校に感謝する会の実行委員の皆さんです。学校への感謝の気持ちを伝えるための会になるように、自分たちで「積極的な行動」を起こしはじめてくれています。 
 実行委員会の中の「よびかけチーム」の皆さんは、台詞づくりを自分たちで考え始めてくれました。5年生のA君がタブレットでアンケート用紙を作ってくれて、みんなから言葉集めをしました。すごいことです花丸台詞づくりは、作文が得意な上級生が考えた方が、早く立派にできるんです。でも、全員の気持ちを台詞に込めたいから、わざわざアンケート用紙を作って、配って、集めて、文として整えてくれているって!これは1年生でも6年生でも平等に全校生一人一人を大切にしている証拠花丸
 それから、全校合唱チームの皆さんは、全校生で歌う曲を選んで、振り付けも考えてくれていると聞きました。
ナイスアイディア、グッドアイディア! 素晴らしい!!花丸おとなにはない発想です。
 こだま太鼓チームの皆さんも、さっそく明日から始まる太鼓の練習に向けて、準備してくれています花丸
 大人にやってもらう、先生に教えてもらうのではなく、信夫二小のみんなが、自分たちのために、自分たちのことを、自分から進んで、積極的に行動できるようになってきたってことです。頼もしく思います。私自慢の信夫二小の子どもたちです。
「積極的な行動」と言えば、5・6年生以外の皆さんの中にもありました。いつも私から「おはようございます」とあいさつしても下を向いていたB君がいました。でも、あるとき、わたしの「おはようございます」のあいさつに、しっかりと顔を向けて「おはようございます」と返してくれたのです。B君は、帰りにも昇降口で「さようなら」と、しっかりこちらを向いて言えました花丸また、Cさんは「おはようございます」とあいさつすると、いつもニコッとしてくれます。でも声は聞こえませんでした。なので、「声が聞こえるようになるといいね。」と話し掛けたら、「心の中で言ってるよ。」と答えてくれました。「そうかあ。心の中で言ってくれているのなら。」と思ったのですが、3学期になったら、「おはようございます」とあいさつすると「おはようございます」と声に出して言ってくれたのです花丸私は、二人の勇気ある「積極的な行動」に、とてもうれしく思いました。
 令和3年度もあと45日。皆さんの積極的な行動で、温かな感謝の気持ちに包まれた信夫第二小学校にしていきましょう花丸花丸花丸